■ニュージーランドで働く


3.なぜニュージーランドなのか。筆者所感
年々、ニュージーランドに転職・移住する日本人の数は増え続けています。
就職事情、賃金などは日本よりも厳しいという現実にもかかわらず、です。

実際、住んでみて言えることは、毎日が、のんびりくつろげるのです。
イルカの波乗りを眺めながら、海岸を散歩する。一日を終えたペンギンの群れが陸に戻る時間、コテージのデッキでビールを一杯。
マウンテンバイクや4WDで山や草原を走れば、たちまち羊や牛と追いかけっこが始まる。
公園での待ち合わせには鳥のえさ用にパンくずを持って行く。鳥たちは街中のカフェだって遠慮しない。テーブルのすぐ下までやってきてえさのおねだりをする。
交通渋滞も通勤ラッシュもない。
海と山と湖がとても身近で、日本だといろいろ大変なこと、気になることも、ここでは何でもなかったりする。
空は突き抜けるように蒼く、夜になれば満天の星空とは、銀河の本当の姿はこういうものだったのだと驚かされる。

筆者は、日本にいた当時、ストレス性の偏頭痛と筋緊張性頭痛で、月のうち4日は寝込んでいました。点滴と鍼灸づけでした。NZに来てからは寝込むほどの頭痛は2ヶ月に1.5日です。とくに治療はしてません。日本語での話し相手のいない田舎暮らし。乳幼児をかかえつつ、夫の失業転職による不安定な生活。住宅不足のために廃屋同然の借家住まいといった状況にもかかわらず、日本にいたときより健康で充実しています。(ちなみにその借家は敷地全体で800平米。鶏小屋つき。前庭にはブランコ・砂場・滑り台。裏庭はBMXで遊べる広さ。ドライブウェイには植えたばかりの桜並木)
人間、その日暮らしでいいじゃない。明日もきっといい日だよ。といった生き方を知らず知らずのうちに選んでしまう。
ニュージーランドは不思議の国です。

がんがん稼いで、お金持ちになりたい人にはNZは向いてません。お金で買える遊びや、人から与えられる快楽に慣れている人にもお勧めしません。
これからの人生を楽しく、気楽に、大らかに生きていきたい人。自分の愉しみは、自分で見つけられる人。辛いことは気にしない、明日は明日の風が吹くという人生観をお持ちの方はきっとNZにとりつかれることでしょう。
とはいっても、先立つモノがなくては人は生きて行けません。計画的にNZに移住を志し、職を得、悠々自適の生活をされている日本人の方たちは、日本でしっかりキャリアと貯金を積んで来られます。一時滞在で働いてみたいという方も、できたら移住したいという方も、生活の基盤を支える日本円と、ライフスタイルを保障するキャリア、資格は必需品です。


* 過去2年にわたって、NZドルは低迷を続けています。将来移住を考えている方は、500万円もあれば、庭でゴルフの練習ができる広さの一戸建てが買えてしまいます。都市やリゾート地でも1000万円もあればそれなりの家が購入できます。日本でのローンの支払いを考えると、うらやましい限りです。

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